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外反母趾の変化

今回は半年前にインソールを作らせていただいたお客様の

 

外反母趾の変化について作らせていただきました。

 

 

外反母趾になると、まず靴に当たって痛い!ので、

 

幅の広い靴を選びがちです。

 

でも外反母趾の原因のひとつに「足幅の広がり」があるんです。

 

「足幅の広がり」とは、「アーチの低下」を意味します。

 

足の5本の指の付け根部分には「横アーチ」と言われる構造があります。

 

土踏まずと同様に、クッションだったりバネの役割をしているのですが、

 

これが年齢と共に下がってきます。

 

べたーっとなった足幅に、半ば取り残されたように小指側と親指側が曲がってくる…。

 

これが内反小趾と外反母趾です。

 

そんな状態で幅の広い靴を履いてたくさん歩くと、ますます足は広がります。

 

かつ、前すべりをおこして指は先端ですぼめられて圧迫される。

 

 

ですので、外反母趾の方ほど、サイズのの合った靴を履くことが重要です。

 

親指を広げるようなアイテムが色々と販売されていますが、

 

それでは外反母趾の構造的な進行は止められないのではないかと思います。

 

 

踵を支え、土踏まずを上げて、指に体重が乗るようにする。

 

指を使って筋肉を鍛えていくことで、横アーチを回復させる。

 

そうすることで、外反母趾の進行を抑える。

 

これが根本からの外反母趾対策だと考えます。

 

 

そして整った足裏バランスは全身に良い影響を与えてゆきます!

 

正直、外反母趾が完全回復することは難しいのですが、

 

今回のような変化なら出せるということがわかりました(^^)/

 

更年期、これは女性にとって本当に大きなターニングポイントだと思います。

 

ここで足を守る事は、全身の動きを守る事、

 

ひいてはここから先の人生を守るものだと言っても過言ではないと思います。